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価値を「魅せる」工場見学。 ~サントリー南アルプス天然水白州工場~

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背景とストーリーを伝え、相手に価値を見つけてもらう。

さてここからは、「表現」を仕事にする私独自の視点での体験レポ。

この工場見学で印象的だったのは、一貫して「主役は南アルプスの豊かな森と、その森が育む水」だという企業側の潔く、心地よい姿勢。

自然の偉大さ、大切さを説いた上で、美しい森が育む水にどんな価値があるのかを伝える。大自然と共存しながら美しい森と水を守ることの重要性を説き、そのために私たち人間はどうあるべきかという問題を定義し、彼らが行っている活動を紹介する。

背景を知り、ストーリーを知って、私ははじめて「南アルプス天然水」という商品と、それを製造する企業の在り方に価値を見出す。
子どもたちは新たな知識を得て、好奇心を刺激され、森と水への興味と関心とともに、「南アルプス天然水」の存在を覚える。それと同時に森を、水を守るということの重要性を学ぶ。


伝えるって、きっとこういうことなのだと思う。
そこにある価値を、大切にすること。そして、わかりやすく明確にすること。
我々の商品は素晴らしいんです、我々はこんな素晴らしい活動をしているんです、とアピールしてみたところで、子どもたちにはもちろん、多くの大人にも届かない。

自己アピールを押し付けるのではなく、もっと大きな視野で、その場にいる人々が興味を持てる視点で、それぞれが自分自身でそこにある価値を見出すことができるよう、様々な工夫を凝らして「魅せる」ことができたら。
でもそれは、プレゼンテーション内に限ったことではなくて。従業員の雰囲気だったり、森の小道に建てられた小さな木の名前が書かれた看板や、目に入る建築物のデザイン、そういったものすべてが全体的な世界観を作りあげる。

それを感じ取った人々は、自分自身で価値を見つけ出す。自分が見つけ出した価値観は、特別。誰かに押し付けられたり、見せつけられる価値観とは次元が違う。

その点、サントリー天然水南アルプス白州工場は素晴らしかった。
すべてにおいて一貫した世界観は、本当に豊かな森が育む水に価値を見出し、大切にしている人々だからこそ魅せることができるもの。 私が感じ取ったのは、彼らの森と水への感謝と敬意、愛情だったのかもしれない。


サントリーの「天然水の森」プロジェクト、PRも素敵なのでぜひ覗いてみて下さい。


「天然水の森とは」
https://www.suntory.co.jp/eco/forest/essence/

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