ダイヤモンドにまつわる物語

4月の誕生石でもある、ダイアモンド。
天然石の中では最も硬度が高く、透明度が高い石ほど光を集め、キラキラと輝く。
揺るぎない美しさ 永遠の愛 永遠の絆 不屈の精神
そういったものを表す石とされていることからもわかるように、とても波動の強い石。
ダイヤモンドは「持つ人の思念を増幅させる」と言われている。
ポジティブで幸せな思考
ネガティブで否定的な思考
どちらも増幅させるチカラがある。

巨大で大きなチカラを持つダイヤには、ネガティブなストーリーを背負っているものも少なからずある。
代表的なものと言えば<ホープダイヤモンド>
ホープダイヤモンドは45.50カラットの巨大なブルー・ダイヤモンド。
紫外線を当てると、1分以上赤い光を放つという。
実は紫外線を当てると発光するダイヤモンドはそんなに珍しくはない。
そうは言っても、そんなに長い間しかも赤く光り続けるダイヤモンドはとても珍しい存在。そのうえ、その原理はまだ解明されていないらしい。
そんな不思議なホープダイヤモンドを最初手にしたのは、フランス国王ルイ14世。
その直後に国内事情の悪化が問題となり、結果としてフランス革命が勃発。
その後もダイヤを受け継いだフランス国王たちに次々と不幸をもたらし…
時を経てこれを手にしたオスマン帝国のスルタンが手にした後に失脚するなど、”持ち主に不幸をもたらす石”という、悲しい伝説を背負わされた石。
ホープダイヤモンドが増幅させたのは、時代の権力者たちの
欲望 野心 憎しみ 嫉妬 不安 疑い 虚栄
そういったネガティブな思念だったとしたら。
結果、持ち主は破滅に追い込まれる。
彼らが皆悪人だったとは言えないけれど、少なくとも魅惑の石を前にしたとき、身につけたとき、彼らの中で大きな割合を占めていた感情が、強力なパワーを持つホープダイヤモンドの波動によってどんどん増幅されていったのだとしたら。
そんな持ち主たちにとってホープダイヤモンドはまさに「呪いの石」だったに違いない。
でも、もしも。
ホープダイヤモンドを手にした時代の権力者たちがそのダイヤにあずけた思いが
人々の平和とやすらぎ 皆の幸せ それを願うことができる自分への誇り 愛情 信頼 満たされた喜び
といったものだったとしたら。
彼らにとってその石は、絶大なパワーを自身から引き出してくれる最強の御守となったはずなのだ。

「でもパワーストーンって本当に効果や意味なんてあるの?」
もしあなたがそんなふうに思っているとしたら…
ちょっと違った視点からダイヤモンドを見てみると、面白いものが見えてくる。